マッツ記事翻訳 “Great Dane”(Aug 2012; NYT)


今日はNYTの記事。タイトルの「Great Dane(偉大なデンマーク人)」ってわんこの「グレート・デーン」と掛けてるみたい。
ちなみにグレート・デーンは実はデンマーク産の犬じゃないらしいよ!体格が立派だからそう呼んだ人がいただけらしい。

もとい。
公式サイトのアーカイブのうち、マッツの発言があるものを古い記事から順にやってってます。
Source: https://madsmikkelsen.com/2012/08/16/mads-in-the-new-york-times/
    https://tmagazine.blogs.nytimes.com/2012/08/16/great-dane/?_r=0

いつものごとく青の小文字は私の補足やコメントで太字がマッツの発言です。


蒸し暑い5月の午後、デンマーク人の俳優マッツ・ミケルセンはマンハッタンのミッドタウンに立ち寄り、私と会ってビール1杯とチーズバーガー1個を食べていた — それは国際的に忙しく飛び回っている時期の最中での、つかの間の休息であった。彼はついさっきまでブカレストにおり、カンヌに向かう途中だったのだ。カンヌでは、Thomas Vinterbergの「偽りなき者(The Hunt)」における彼の演技に対して男優賞を受け取る予定であった。その作品では、彼は性的虐待を訴えられ、小さな町の被害妄想によって脅かされる幼稚園の保父を演じている。

Vinterbergは、「セレブレーション(The Celebration)」で最もよく知られている。その作品は、1990年代中盤にデンマークを映画の世界地図に連れ戻した華麗なまでに質素な映画の傾向であるドグマ95のムーヴメントから生まれた、議論の余地のない傑作である。Vinterbergは「偽りなき者(The Hunt)」をドグマ映画とは考えておらず、それはミケルセンの考えに合っている。「僕は特にその(ドグマ95の)コンセプト全てを好んでいるということはなかった」と彼は言った。「僕はいつも、光を当てることでより良い映画が作られるのなら、光を当てればいい、と考えていた」。

しかしながら、「偽りなき者(The Hunt)」の不愉快で個人的な自然主義(the queasy, intimate naturalism)は、その監督のドグマ的な系譜を匂わせている。ミケルセンの他の近年のデンマーク語映画である「ロイヤル・アフェア(A Royal Affair)」はほぼ正反対の作品である。Nicolaj Arcel監督による豪勢な衣装のドラマであるその作品は、デンマークの偉大な英雄であるJohann Friedrich Struenseeの物語を語る。その18世紀のドイツ人医師は、王妃とむせるような情事を重ねる一方で光の見えなかった国に啓蒙運動(Enlightenment)の観念をもたらした。

ミケルセンの名前に馴染みのない観客は、彼の離れた目と下がり気味の口で彼のことを覚えそうだ。2006年のジェームズ・ボンドのリブート作品である「カジノ・ロワイヤル(Casino Royale)」での、柔和でサディスティックな欧州風の悪役ル・シッフル(Le Chiffre)役では、彼はDaniel Craigにポーカーのテーブルでは負けたが、頬骨の戦い(the battle of the cheekbones)では勝った。彼は、「キング・アーサー(King Arthur)」のClive Owenや「タイタンの戦い(Clash of the Titans)」のLiam Neesonとも同様のことをした。
(マッツの目、別に離れてないと思うんだけど離れて見えるのかな。あと「頬骨の戦い」っていうのはどちらが頬骨が立派かという戦いのことと思われます。なんか英語圏の人って頬骨を気にするイメージ。シャーロックでもアイリーンが頬骨のこと言ってたよね)

行ったり来たり — それは好きだったよ」と、ヒット作の世界の冒険について彼は言った。「地元ではできないであろうことをする機会を得た。でも地元に帰って僕の母国語で仕事をするのも好きだ

「偽りなき者(The Hunt)」と「ロイヤル・アフェア(A Royal Affair)」は4年間離れたのちにデンマークの映画の作製に帰ってきたことを示し、彼がグローバルとローカルのバランスを取る能力があることを示した。ハリウッドの大作の世界では、ミケルセンは興味をそそる顔の確固とした個性の俳優となった。母国では、彼は何か別のものである: スター、大御所(axiom)、復活したデンマーク映画の顔。
(axiomは普通人に使わないから意訳。truthだとみなされるもの、という感じ。)


全体的にマッツの顔が個性的みたいな言い方で「え???」となった。
あとタイトルのGreat DaneのDaneを調べてて(普通はDanishというから)知ったんだけどヴァイキングの歴史も面白い。タイトルをそんな名前にしたのは日本でいう「黒船」みたいな「他文化から来たすごい人」のニュアンスあるのかも?犬に関係する記述ないし。

ついでにこの間マッツファンのアカウントが呟いてたやつ置いときますね。マッツ幼少時の写真が!英語字幕付き動画。