マッツの記事翻訳(July 2013; NYT)


昨日かな?マッツ公式のTwitterアカが呟いてた2013年の記事、「翻訳しろ」と言われた気がしたからはい喜んでーー!!

最新記事かなと思ったけどよく見たら2013年7月のもの。
米国の大手新聞The New York Timesの記事です。
Source: http://www.nytimes.com/2013/07/07/movies/mads-mikkelsen-tvs-hannibal-stars-in-the-hunt.html

いつものごとく青の小文字は私の補足やコメントです。


セクシーなデンマーク人の奇怪な役
テレビのハンニバル、「偽りなき者(The Hunt)」のスターであるマッツ・ミケルセン

インタビュアー: KATHRYN SHATTUCK; 2013年7月5日

完璧なものには手を出さない: これが、NBCの「ハンニバル」でとある大食いかつ連続殺人鬼としてキャスティングされたマッツ・ミケルセンが取ったアプローチである。その殺人鬼の、そら豆と良質のキャンティを添えた人肉に対する嗜好は「羊たちの沈黙(The Silence of the Lambs)」でAnthony Hopkinsによって不死のものとなった。結局のところ、傑作を凌ぐことができると思えないときには、真似をするということは必ずしも心からの賞賛とは限らない。
(Imitation is a form of flattery「真似するということは褒めているということ」というよく使う言い回しがあるようで。それが傑作に対しては必ずしも当てはまらないということをここでは言ってる)

別のシーズン(期)が始まったそのシリーズについてのNYTの記事で、Mike Haleはミケルセン氏のアプローチによってその役が「見事に無表情で、実質的にHopkinsの正反対」になったと述べた。「彼の演技の面白さはその不可解さに根ざしている。彼が被害者を見つめているとき、彼がソテーかローストかを熟考しているのか、あるいは駐車した場所を思い出そうとしているのか、はっきりしない」

情熱もまた、その不可解さから湧き出ている — 哀愁に染まった瞳、キスするか噛み付くか分からない口 — 「シャネル&ストラヴィンスキー(Coco Chanel & Igor Stravinsky)」のストラヴィンスキー役で、そして「ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮(A Royal Affair)」におけるデンマークのKing Christian VIIの医師でありその王妃であるQueen Caroline Mathildeの愛人の役で。

Thomas Vinterbergが監督を務め、金曜に北米で公開される「偽りなき者(The Hunt)」では、ミケルセン氏は親友の娘への性的暴行を訴えられたデンマークの村の教師として典型的なスカンジナビアの禁欲主義者を演じる。

それはまるでカフカの世界のようだ。大声で叫べば彼は有罪であり、黙りこんでも彼は有罪であり」と、昨年カンヌ映画祭で男優賞をもたらしたその役について彼(マッツ)は述べた。「できることは何もない。彼は彼なりの理性的なこの問題への対処法で(色々な)感情と戦っている。それが彼が勝てるたった一つの方法なんだ」

その作品は彼に殴られることを要求した。彼が好む、彼が「痛ましいボクシング(pathetic boxing)」と呼ぶものがその準備になったという。ボクシング?その顔に?「仕事しているときはそれはできないけどね」と彼は認めた。「で、仕事する前も後もしないようにとアドバイスされたりした。でも無理だよ。すごく楽しいんだ
(かわ_:(´ཀ`」 ∠):_ いやでもやっぱちょっとやめて変形するから)

彼の故郷コペンハーゲンで珍しく晴れた日に行った電話インタビューで、ミケルセン氏はKathryn Shattuckにデンマーク訛りの英語で彼の技術、ダンサーの過去、今までに出会った女性たちが彼の見た目をどのように感じていたかについて語った。下記はその会話からの抜粋である。

Q. あなたはかなり抑えめな演技をされているようです。それはあなたのトレードマークですか?

A. 僕は観客に向けてテレパシーをするのが大好きだったりしないんだ。それをするならウィンクしまくることになるだろう。それって僕の周りの人たちを馬鹿扱いすることになるでしょ?
(後半2文意味違うかも。原文はThat would be too much a wink in the eye. That would make people around me fools, right?です)

Q. あなたは俳優業を遅く始めた方ですね?

A. 僕は若者だよ。47歳と半分。僕は30歳の時に始めたんだ。僕は遅咲きだった、けどその前にはコンテンポラリーダンスのダンサーとしてのキャリアを持っていたから、この世界には繋がりのようなものを持っていたんだ。でも僕はいつも美学よりは少しダンスのドラマの方が好きだった。だから僕は「それをもうちょっと違うようにできると思うんなら、やってみたらいいんじゃないか?」と思ったんだ。

Q. あなたの妻であるHanne Jacobsenさんはダンサーであり振付師ですね。どういう風に出会われたんですか?

A. 彼女とは「ラ・カージュ・オ・フォール(La Cage aux Folles)」で僕が女性のように着飾っていた時に出会ったんだ。きっとそこでフロイト的なことが起こっていたんだ。僕は中国人の少女で、僕はかなりいい感じだったと思う。僕は女性的な脚を持っているからね。
当時のマッツの写真fetchしてきたよ!褒めて!中国人少女マッツ…ケバい笑)

Q. 「偽りなき者(The Hunt)」でLucasの役を演じることになった経緯を教えていただけますか?

A. Thomasと僕は何年もの付き合いなんだ。彼は彼のグループと始めて、僕は別のグループと始め、そして初期のうちはそれぞれの小さなグループに忠実でいることがなんとなく求められてた。15年か16年経ったころ、他のやつらが同じように面白いことをやってることに気付いた。彼は脚本を持って僕のところにきて、僕はその脚本が非常に美しく、かつとても残忍で悲痛なことを知った。明らかにこれは色んな意味で正義に反することについての話だけど、それは社会やコミュニティがどうやって恐れにより崩壊しうるかについての話でもある。

Q. その幼い少女Klaraを演じたAnnika Wedderkoppちゃんについて教えてください。

A. 彼女はかなり純朴*で、彼女は今までに何もしたことがなかった。そして彼女は胸が締めつけられるくらいいい子だった。彼女は演技をしたのではなくて、反応をしていた。彼女はその主題について何が起こっているのかについてかなりたくさんのことを知っていた。細かなところまでではないけどね。彼女は感情的なシーンをしたけど、すぐ後には彼女は隅に行って彼女の友達たちと遊んでいた。
(*unspoiledは普通子供に使うと「甘やかされてなく/躾けられていて」と訳すけどここは文脈的に「変に汚れていない」の意味の方がいいかと思ってそう訳してます。後heartbreaking goodってキュンキュンくる感じだと思うけどさすがにそうは訳していません。がそういう意味合いです)

Q. あなたはいくつか有名な悪役を演じてきました。いい人と悪い人のどちらが好きですか?

A. 僕は悪い面と良い面の両方を追求してきた。悪い奴を演じるときは僕は何かしら好きになれる部分を探さないとならないし、いい奴を演じるときはそいつの間違い、欠点を見つけなければならない。僕はいい面と悪い面は切り離せないものだと思う。
(go hand in handを意訳してる。ニュアンス気になる人は調べてどうぞ〜)

Q. あなたは左目に問題を抱えた役もいくつか演じられてますね。

A. 僕の役の1つはOne Eyeと呼ばれていて(ヴァルハラ・ライジング “Valhalla Rising”)、もう1つは眼帯をつけていて(三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船 “The Three Musketeers”のRochefort)、Le Chiffre(カジノ・ロワイヤル “Casino Royale”)は監督が思いついたやつで。彼は何か象徴的な悪役のシンボルをつけたくて、それで僕は血を流すミルク色の目にならないといけなかった。多分それは偶然についての本に載せることができることだと思うよ。僕はそのことを真剣には受け取ってない。

Q. デンマークの最もセクシーな男と呼ばれることについては真剣に受け止めていますか?

A. それが起きたときはもちろん真面目に受け止めたよ。それは14年前だった。僕は今でもそれを引き出しから取り出して「ハニー、君は誰と結婚したか気付いてる?14年前の最もセクシーな男だよ」って言える。

Q. 奥様は何と言われるんですか?

A. 最初は彼女はこう言ったよ。「んー、あなたは世界で一番hotな子と結婚したのよ」
(ねぇさん素敵!(´∀`*))

Q. あなたはアメリカの同世代の人たち — George ClooneyやBrad Pitt — と国際的な称号を奪い合うつもりがありますか?

A. 彼らはアメリカではちょっと年齢が上で、それ(国際的な称号)を奪い取ることができる。で、僕は、娘が12歳でとある雑誌を買っていた時に、その雑誌で(称号を)獲ってしまった。オーランド・ブルームがそこにいた。そして突然彼女の父親の写真が現れて、彼女は「うえっ!何これ?」という感じだった。そこに載ったのはちょっと間違いだったように思えたよ。
(娘さんの気持ちも分かるしマッツの気持ちも分かるけど間違いじゃないように思えるという。あと最初の部分の訳(”アメリカではちょっと年齢が上”)変だけどそう書いてあるからそう訳しました。セクシーというには年齢が上という意味かと推測。)


本日のマッツ沼活動終了!
翻訳が役に立ったら是非リンク付きで拡散してください。私喜びます(´∀`*)

あ、ついでにこれ置いときます。
この↑後に公式アカウントさんがシェアした動画
これアナ雪でちっちゃい時のアナがエルサに「魔法かけてー!」みたいに言うところが
英語だと「Do the magic! Do the magic!」だったということを念頭に見ると味わい深いです。


否定的な選択肢がないのがポイントです